骨・内分泌内科
基本情報
内分泌疾患、尿酸代謝異常、代謝性骨疾患の診断・治療。
診療科の特色
- 日常診療で見逃されやすい甲状腺、副甲状腺、副腎、下垂体疾患などを適切に評価・治療を施すことで、QOLの向上を目指します。また、痛風の原因となる高尿酸血症についても、評価・治療を行います。
- 骨粗鬆症をはじめとする代謝性骨疾患の診断と治療では、骨シンチや骨生検等を用いて、評価・治療を行います。
社会的ニーズ
内分泌疾患は日常臨床に隠れており、適切に発見・診断することで、適切な治療につながります。高尿酸血症は、痛風の原因になるばかりではなく、多くの生活習慣病とも密接にかかわり、重要な健康上の課題です。代謝性骨疾患については他の医療機関での診断・治療が困難な症例を、中部・関東地方のみならず、北海道や九州・四国よりご紹介頂くこともあり、当科で精査の上、治療方針の決定を行っております。
今後の展望
内分泌疾患や尿酸代謝異常、特殊な代謝性骨疾患の診療において、基幹病院としての役割を担ってまいります。
外来受付時間
受付場所 | 骨・内分泌内科(2階) |
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診察受付 | 9:00~10:30 |
診療時間 | 9:00~15:00 |
※初診のときは、外来診察担当表をご確認ください。
専門外来のご案内
すべて、専門外来による診療としております。かかりつけ医(または現在通院中の先生)の紹介状をご持参ください。
内分泌疾患は毎平日、尿酸代謝異常は水、木曜日、骨粗鬆症・代謝性骨疾患は火、木曜日が初診日です。
2021年4月現在
専門外来 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
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内分泌疾患 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
尿酸代謝異常 | 〇 | 〇 | |||
代謝性骨疾患 | 〇 | 〇 |
医局のホームページ
骨・内分泌内科:https://www.omu.ac.jp/med/interm2/認定施設
- 日本内科学会
- 日本内分泌学会
疾患・治療実績
当科の得意分野
内分泌疾患に関しては、一般内分泌内科としてだけではなく、特に腫瘍性疾患については外科・耳鼻科と連携した診療体制を整えております。尿酸代謝異常を専門に評価する機関は、わが国でも数少なく、全国でもトップクラスです。骨粗鬆症の診断治療に関しては、重症骨粗鬆症に対して最適化された治療を導入いたしております。また、他の代謝性骨疾患,特に骨パジェット病、骨軟化症、成人くる病に関しては治療経験が豊富で、遠方からもご紹介頂いております。
対象疾患
骨・内分泌内科では、(1)甲状腺疾患をはじめとする内分泌疾患、(2)高尿酸血症、(3)骨粗鬆症や他の代謝性骨疾患を診療しています。(1)では見逃されやすい甲状腺、副甲状腺、副腎、下垂体疾患などを、適切に評価し治療を施すことでQOLの向上を目指しています。 特に、外科・耳鼻科と連携を取っており、病勢の評価や治療法の検討を行っております。(3)では骨粗鬆症の診断・治療のみならず、他の代謝性骨疾患についても診療いたしております。主な対象疾患
- バセドウ病
- 橋本病(甲状腺機能低下症)
- 甲状腺腫瘍
- クッシング症候群
- 原発性アルドステロン症
- アジソン病
- 褐色細胞腫
- 下垂体腺腫
- 下垂体機能低下症
- 尿崩症
- 原発性副甲状腺機能亢進症
- 代謝性骨疾患
- 骨粗鬆症
- 骨軟化症
- くる病(成人)
- 骨パジェット病
治療方法
- 内分泌疾患に対する薬物療法
- 高尿酸血症に対する薬物療法
- 骨粗鬆症に対する薬物療法
検査・診断方法
- 甲状腺超音波検査
- 副腎・膵のMRI、CT等による画像診断
- 内分泌負荷試験
- DXA法による骨塩定量
- 骨生検
スタッフ紹介
教職員氏名 | 役職 | 指導医・認定医資格 | 専門分野・担当 |
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繪本 正憲 | 部長 |
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塩井 淳 |
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今西 康雄 | 副部長 |
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藏城 雅文 | 病棟主任 |
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永田 友貴 |
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三木 祐哉 |
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