ヒポクラテスの木
2021年
11年が経ちました
2010年12月6日に植樹されてから、医学部キャンパスの中庭で医学生を見守っていましたが、現在は病院B1階の診療処方室前に移って元気に育っています。
これからも医学生とともに大きく成長していきます。
10年が経ちました
医学部キャンパスの中庭に植樹されてから、早10年が経ちました。
今年は新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい、私たちの生活も大きく変化した1年でしたが、ヒポクラテスの木は変わらずたくましく成長を続けています。
木枯らしに吹かれて落葉が始まっていますが、来年もたくさんの葉をつけて青々と育ってくれることと思います。
2019年
9年が経ちました
建物の2階に届くまで背丈も大きくなり、たくさんの緑の葉っぱが生い茂ってきました。 昨年度、近畿地方で猛威を振るった台風21号でも折れることなく、たくましく成長しております。
2017年
7年が経ちました
たくさんの葉をつけ、たくましく成長しています。
2016年
6年が経ちました
寒空の元、現在も元気に大きく育っています。背丈も伸び、前回とはまた違った姿を見せてくれました。
2014年
4年が経ちました
今年も沢山の医学生を見守りながら成長しています。
2013年
3年が経ちました
今年も沢山の葉が付き大きく育っています。
2012年
2年が経ちました
この1年も元気に育ってくれました。
木枯らしに吹かれ落葉も始まっていますが。来年も沢山の葉を付け、大きく育ってくれることと思います。
2011年
1年が経ちました
キャンパスの中庭に植えられたヒポクラテスの木、皆様に見守られ1年でこんなに大きくなりました。
2010年
ヒポクラテスの木を植樹しました
2010年12月6日、大阪市立大学医学部中庭に1本のプラタナスが植樹されました。
それこそが通称「ヒポクラテスの木」です。
ギリシャのコス島の町にプラタナスの大樹があり、医学の父と呼ばれるヒポクラテス(紀元前460年~375年)が この木の下で弟子たちに医学を教えたことから「ヒポクラテスの木」と称されています。
(写真左:植樹される原病院長)
本学のものは、この「ヒポクラテスの木」に由来するDNAを持った蒲原株系統(蒲原株4号)で、1969年新潟の整形外科医蒲原先生(前日本医学史学会理事長)がコス島で球状果を採取され、 日本に持ち帰り播種し発芽させた中の一本です。
緒方洪庵の曾孫・緒方富雄博士宅に植えられたものが虎の門病院2代目院長沖中重雄先生に贈られました。
今回、本学にいただきました苗木は、現虎の門病院・山口病院長のご好意により本院の原充弘病院長が譲り受けたもので、 通称蒲原株4号の30で正式名称は蒲原株4号(緒方株B)(冲中株)の30号になります。
因みに本邦では100本余り生育していますが、これらは9つの系統株に分類され、全て同じDNAを持っています。
(写真左:植樹されたヒポクラテスの苗木)
医学の木の成長を祈るとともに、医学を学ぶ学徒の成長を願って。