特定看護師の活動
特定看護師の活動
特定看護師の活動の実際
当院で働く特定看護師数と所属部署
当院で働く特定看護師は、34名(2024年10月現在)で、主な所属部署は、救命救急センター、集中治療センター、ハイケアユニット、手術室、一般病棟、看護部などです。このうち26名が本学研修機関の修了者です。
当院で実施されている特定行為
当院において、特定看護師による臨床での特定行為実践は、2018年度、救命救急センターで開始されました。近年は、病棟でも特定行為実践を開始しており、特定行為の総実施件数、実施場所は拡大しています。
当院で、2023年度に実施された特定行為件数を、部署別および特定行為毎に示します。特定行為は、集中治療センター、救命救急センターを中心に、主にハイケアユニット、手術室といった重症系ユニットで行われています。重症系ユニットに所属する特定看護師は、開講されているほぼ全ての特定行為区分を修めており、患者の状態に応じていくつかの特定行為を同時期に行っています。一方、病棟においては、特定行為区分「血糖コントロール薬剤投与関連」を修めた特定看護師が、所属する病棟で、Diabetes Control/Care Team(DCT)という医療チームに紐づいて、インスリン投与量調整を目指した医師の診察補助を行っています。
当院の特定看護師は、主に人工呼吸器管理、橈骨動脈ライン確保に関して活躍していることがわかります。